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レクイエム (フォーレ) : ミニ英和和英辞書
レクイエム (フォーレ)[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

レクイエム (フォーレ) : ウィキペディア日本語版
レクイエム (フォーレ)[ちょうおん]

レクイエム(''Requiem'')ニ短調作品48は、ガブリエル・フォーレが作曲したレクイエム
== 概説 ==
レクイエムの傑作として知られ、フォーレの全作品中で最も演奏機会が多い。フォーレの音楽活動のなかでは、ピアノ四重奏曲第2番ト短調作品45、あるいは『パヴァーヌ』作品50などと並んで、中期の幕開きを告げる代表的な作品に位置づけられる。演奏時間約40分。
しばしば、モーツァルトヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられる。
作曲の動機については、父親が1885年7月、母親が1887年12月にそれぞれ死去したことがよく挙げられる。ただし、フォーレが残しているスケッチによると、遅くとも1887年秋には作曲に着手しており、母親の死は直接関係していないと考えられる。さらにフォーレは、
:「私のレクイエムは、特定の人物や事柄を意識して書いたものではありません。……あえていえば、楽しみのためでしょうか」
と書いているのである。
また、マドレーヌ寺院での初演では、寺院の司祭から斬新過ぎると叱責されたらしい。このほか、当時から「死の恐ろしさが表現されていない」「異教徒的」などとの批判が出された。フォーレのレクイエムは当時のカトリックの死者ミサでは必須であった「怒りの日」などを欠くなど、そのままではミサに用いることの出来ない形式をとっている。これに対してフォーレは1902年に次のような手紙を書いている。
:「私のレクイエム……は、死に対する恐怖感を表現していないと言われており、なかにはこの曲を死の子守歌と呼んだ人もいます。しかし、私には、死はそのように感じられるのであり、それは苦しみというより、むしろ永遠の至福の喜びに満ちた開放感に他なりません」
また、晩年の1921年にルネ・フォーショワ(歌劇『ペネロペ』の脚本を手がけた)への手紙に次のように書いている。
:「私が宗教的幻想として抱いたものは、すべてレクイエムの中に込めました。それに、このレクイエムですら、徹頭徹尾、人間的な感情によって支配されているのです。つまり、それは永遠的安らぎに対する信頼感です」

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レクイエム (フォーレ)」の詳細全文を読む




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